平素は本校教育の発展のため、ご理解とご尽力を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、私たちの母校である大垣工業高等学校は、令和7年(2025年)10月に創立100周年を迎えることになりました。本校は、大正15年4月、岐阜県第二工業学校としてこの南若森の地に産声をあげました。その後昭和14年3月には夜間部が設置され、戦後の学制改革に伴い昭和23年4月、岐阜県大垣工業高等学校となり、さらに同年8月、大垣市立工業高等学校と統合して岐阜県立大垣工業高等学校への改称を経て、まもなく一世紀となります。この間、本校を巣だった3万5千有余名を誇る卒業生諸氏が社会に羽ばたき、今や国内はもとより広く海外の各方面においてご活躍され、かつ、関係者の皆様から絶大なるご支援を賜っておりますことに深く感謝しております。
昭和から平成、そして令和へと変遷する時代にあっても「質実剛健」の校訓のもと「不易流行」のことばのように時代の変化に対応しつつ「ものづくりの技術伝承」を大切にし「地元に根付くエ業高校」として、地域の皆様と学校職員が一丸となって生徒を育てています。この歴史ある本校が、創立100周年を迎えるにあたり、この輝かしい歩みを回顧し、さらに本校の躍進を期するために同窓会、育友会、および定時制教育振興会の代表者等により創立100周年記念事業実行委員会を設立し、記念事業を計画推進することといたしました。この事業の成功は、ひとえに皆様方の旧に倍する物心両面にわたるお力添えがあって、はじめて得られるものであります。
つきましては、現下多難な経済状況の折、誠に恐縮に存じますが、本校の発展を願う本会の趣旨にご賛同いただき、記念事業推進のための募金運動に、なにとぞご支援ご協力を賜りますよう伏してお願い申し上げます。
岐阜県立大垣工業高等学校創立100周年記念事業実行委員会
実行委員会会長・同窓会代表理事 田中 博
校長 桐山 明宏
育友会長 篠田 和也
定時制教育振興会会長 中島 尚子